あなたは「確かに」という意味の英語をいくつ言えますか?
“surely”や”certainly”はすぐに思い浮かんだかもしれません。
でも、英語には他にも色々なニュアンスの「確かに」があります。
この記事では24個の英語の「確かに」を解説と英語の例文付きで詳しく紹介!
ニュアンスの違う英語の「確かに」を、
使いこなせるようになりましょう♪
目次(タップ・クリックで移動します):
1. しっかり使い分けたい! 7つの英語の「確かに」の使い分け方
まず始めに、
特に重要な英語の「確かに」を7つ
解説していきます。
まずはこの7つをしっかり身につけて、使い分けられるようになりましょう♪
ここで紹介する表現(タップ・クリックで移動します):
1-1. certainly: はっきりと
certainlyは、
- はっきりと
- 自信を持って
という意味の「確かに」です。
- 確信して
- (~するに)決まっている
- 確実な
という意味の形容詞、certainが副詞になったものが、certainlyです。
certainlyは、文全体や動詞を修飾します。
(訳)
確かに人生は思いがけない展開をします。
(訳)
確かに彼は成功している。
(訳)
子供たちの行儀は確かに良くなっています。
1-2. definitely: 絶対に
definitelyは、
- 絶対に
- 全くそのとおり
という意味の「確かに」です。
- (~ということを)確信した
- 確実な
という意味の形容詞、definiteが副詞になったものが、definitelyです。
口語的な表現です。
(訳)
チームがその試合に向けて燃えているのは確かだった。
※ up for = 気構えができている、意気込んでいる
補足: cerrtainlyとdefinitelyの違い
certainlyとdefinitelyはどちらもよく使われる表現です。
意味もほぼ同じ
のなのですが、
definitelyにはカジュアルな響き
があります。
- 丁寧に話したいときはcertainly
- くだけた話し方のときはdefinitely
のように使い分けるといいでしょう。
1-3. clearly: (確信をもって)明らかに
clearlyは、
- (確信をもって)明らかに
- はっきりと
- 明瞭に
という意味で使う「確かに」です。
- 明白な
- 疑う余地のない
という意味を持つ形容詞、clearが副詞になったものが、clearlyです。
(訳)
最新の世論調査はほとんどの有権者がこのことを知らないということをはっきりと示している。
1-4. apparently: (見た目や状況から)明らかに
apparentlyは、
(見た目や状況から)明らかに、
という意味で使う「確かに」です。
- (視覚的に)はっきり見える
- (判断・理解の上で)明らかな
という意味の形容詞、apparentが副詞になったものが、apparentlyです。
(訳)
結局わたしの伝言が彼に伝わらなかったのは明らかだ。
1-5. surely: 必ず、きっと
surelyは、
- 必ず
- きっと
という意味で使う「確かに」です。
- 確かだと思って
- きっと(~できると)思って
という意味の形容詞、sureが副詞になったものが、surelyです。
確信と共に驚きや不信を表す表現です。
(訳)
確かにパン半分でも無いよりはましだよ。
(訳)
彼女はきっとうまくやりますよ。
(訳)
彼は必ず来る。
1-6. exactly: まさに
exactlyは、
- まさに
- まさしく
- 正確に
- ちょうど
という意味の「確かに」です。
- 正確な
- 的確な
- ぴったりの
- ちょうどの
という意味の形容詞、exactが副詞になったものが、exactlyです。
(訳)
これがまさに私が欲しいものです。
1-7. no doubt: 疑いもなく
no doubtは、
- 疑いもなく
という意味の「確かに」です。
no(ない) + doubt(疑い)
という構造の表現なので、覚えやすいですね♪
(訳)
それについては疑いの余地がない。
ここまで、7つの英語の「確かに」を見てきました。
どれも重要な表現なので、しっかり使い分けましょう。
このあとは、17個の英語の「確かに」を解説します!
2. その他の英語の「確かに」17選!
ここからは17個の英語の「確かに」を見ていきます。
こちらもしっかり身につけましょう!
ここで紹介する表現(タップ・クリックで移動します):
- 2-1. for certain: 疑いの余地なく
- 2-2. to be sure: もちろん
- 2-3. assuredly: はっきりと
- 2-4. positively: 確信を持って
- 2-5. infallibly: 絶対確実に
- 2-6. without doubt: 疑いもなく
- 2-7. doubtless: なるほど
- 2-8. undoubtedly: 疑問の余地なく
- 2-9. indubitably: 間違いなく
- 2-10. decidedly: 疑いなく
- 2-11. without fail: 必ず
- 2-12. evidently: 明らかに
- 2-13. obviously: 目に見えて
- 2-14. accurately: 正確に
- 2-15. correctly: 正しく
- 2-16. precisely: ちょうど
- 2-17. securely: 安全に
2-1. for certain: 疑いの余地なく
for certainは、
- 疑いの余地なく
- 確実に
という意味で使う「確かに」です。
前置詞のfor + certain( = 確信して)
という構造の表現です。
前置詞は後には通常、その直後に名詞が来るのですが、
for certainの場合は例外的に、
前置詞 + 形容詞
という形になります。
(訳)
あの顔は以前確かに見た覚えがある。
(訳)
はっきりとは知らない。
2-2. to be sure: もちろん
to be sureは、
- もちろん
という意味の、口語で使う「確かに」です。
文法的には、
It is sure( = それは確かだ)を不定詞句に置き換えたもの
と考えられますが、難しいことは考えず、丸暗記してしまいましょう♪
(訳)
「そう言わなかったかい」「いや言ったとも、 確かに」
2-3. assuredly: はっきりと
assuredlyは、certainlyと同じく、
- はっきりと
- 自信を持って
というニュアンスで使う「確かに」です。
- 確実な
- 自身のある
という意味の形容詞、assuredが副詞になったものが、assuredlyです。
ceratainlyと比べると、やや古い響きのある表現です。
(訳)
彼女は確実に勝つ。
2-4. positively: 確信を持って
positivelyは、
- 確信を持って
- 自信を持って
- きっぱりと
という意味で使う「確かに」です。
- (情報などが)確実な
- 間違いない
という意味の形容詞、positiveが副詞になったものが、positivelyです。
(訳)
あの陳述は絶対に真実だ。
2-5. infallibly: 絶対確実に
infalliblyは、
- 絶対確実に
- 必ず
という意味で使う口語の「確かに」です。
- (人・判断・言行が)決して誤らない
- 絶対信頼できる
という意味の形容詞、infallibleが副詞になったものが、infalliblyです。
(訳)
この薬剤はゴキブリを絶対確実に殺します。
2-6. without doubt: 疑いもなく
without doubtは、
疑いもなく
という意味の「確かに」です。
without(~なしで) + doubt(疑い)
という構造の表現です。
no doubtよりも強い言い方です。
(訳)
確かにこれが一番良い。
(訳)
疑いも無く、インターネットは我々の生活を変化させた。
2-7. doubtless: なるほど
doubtlessは、
なるほど
という意味で使う「確かに」です。
doubt(疑い)less(ない)
という構造の表現なので、覚えやすいですね。
doubtlessは、しばしば譲歩を示します。
(訳)
なるほど彼は金持だが、幸せではない。
2-8. undoubtedly: 疑問の余地なく
undoubtedlyは、
- 疑問の余地なく
- 疑いなく
- 明らかに
という意味の「確かに」です。
- 疑問の余地がない
- 明白な
という意味の形容詞、undoubtedが副詞になったものが、undoubtedlyです。
(訳)
彼女は確かに有能な秘書だ。
2-9. indubitably: 間違いなく
indubitablyは、
間違いなく
という意味で使う「確か」にです。
- 疑う余地のない
- 確かな
という意味の形容詞、indubitableが副詞になったものが、indubitablyです。
undoubtedlyと似ていますが、indubitablyのほうが形式的なニュアンスで用いられます。
(訳)
彼の行動は間違いなく無分別だった。
※ ill-judged = 無分別な、思慮の無い
2-10. decidedly: 疑いなく
decidedlyは、
- 疑いなく
- 明確に
という意味の「確かに」です。
- (変化・相違などが)明確な
- 疑いのない
という意味の形容詞、decidedが副詞になったものが、decidedlyです。
(訳)
これは確かに会社の名を傷つけるものだ。
2-11. without fail: 必ず
without failは、
- 必ず
- きっと
という意味で使う「確かに」です。
without(~なしで) + fail(失敗)
という構造の表現です。
(訳)
明日ここに必ず来なさい。
(訳)
間違いなく義務を果たします。
2-12. evidently: 明らかに
evidentlyは、
- 明らかに
という意味で使う「確かに」です。
(~の点において)明白な
という意味の形容詞、evidentが副詞になったものが、evidentlyです。
apparentlyよりも強いニュアンスで使います。
何か証拠がある時に使う表現です。
証拠という意味の名詞、evidenceを知っていると、この表現は覚えやすいですね。
(訳)
事故の責任が彼にあることは明らかです。
2-13. obviously: 目に見えて
obviouslyは、
- 目に見えて
- 明らかに
という意味で使う「確かに」です。
- 見てすぐわかる
- 明白な
という意味の形容詞、obviousが副詞になったものが、obviouslyです。
evidentlyよりもさらに強いニュアンスで使います。
(訳)
マスオは明らかに波平を憎んでいる。
2-14. accurately: 正確に
accuratelyは、
- 正確に
- 的確に
- 精密に
という意味で使う「確かに」です。
- 正確な
- 的確な
- 精密な
という意味の形容詞、accurateが副詞になったものが、accuratelyです。
(訳)
最良の情報を入手して正確かつ迅速に分析しなさい。
2-15. correctly: 正しく
correctlyは、
- 正しく
- 正確に
という意味で使う「確かに」です。
- 正しい
- 正確な
という意味の形容詞、correctが副詞になったものが、correctlyです。
(訳)
著者の意図するところを正確に理解しなければならない。
2-16. precisely: ちょうど
preciselyは、
- ちょうど
- 正確に
という意味の「確かに」です。
- 寸分たがわない
- 正確な
という意味の形容詞、preciseが副詞になったものが、preciselyです。
exactlyと似ていますが、より固いニュアンスの言葉です。
(訳)
それはまさに私の考えていることです。
2-17. securely: 安全に
securelyは、
- 安全に
- しっかりと
という意味で使う「確かに」です。
- 安全な
- (しっかりと)固定された
という意味の形容詞、secureが副詞になったものが、securelyです。
(訳)
出る前に、全部の窓にしっかり鍵がかかっていることを確かめなさい。
(訳)
彼女の顔は彼の記憶にしっかりと刻み込まれていた。
※ etch upon = 刻み込む
3. まとめ
ここまで記事を読んで頂き、ありがとうございました。
合計24個の英語の「確かに」の、
ニュアンスの違いを捉えられたのではないでしょうか?
1. しっかり使い分けたい! 7つの英語の「確かに」の使い分け方を優先的に覚えて、使い分けられるようにしましょう!
2. その他の英語の「確かに」17選!も、余裕があれば、覚えてくださいね。
何度も読み返して、
例文をタイピングしたり音読しながら
「確かに」を意味する英語表現をマスターしましょう!
4. 参考サイト
この記事の作成には、以下の英語類語サイトを参考にしました。
- 16 Synonyms & Antonyms for CERTAINLY – Thesaurus.com
- 36 Synonyms of CERTAINLY | Merriam-Webster Thesaurus
- 45 Synonyms & Antonyms for SURELY – Thesaurus.com
- 36 Synonyms of SURELY | Merriam-Webster Thesaurus
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