フクロウは夜行性。
英語の表現の中でフクロウが
どのように使われているのか調べたら、
やっぱり夜に関することだらけ!
これからフクロウを意味する3つの英語を紹介した後、フクロウに関するイディオムとスラングを紹介します!
実用的な表現が多いので英語力がアップしますよ♪
この記事ではフクロウに関する英語を、
大きく3つに分けて紹介していきます。
目次(タップ or クリックで移動します):
1.では、フクロウに関係する日本語と英語、
そして、そのGoogle画像検索結果を表にまとめています。
画像検索結果を見ると、
英単語が覚えやすいです。
クリックするようにしてくださいね。
2.では、フクロウを使った英語のイディオムとスラングを紹介します。
5つと少な目ですが、フクロウらしい面白い表現が多いですよ。
最後の3.では、英語でのフクロウの鳴き声など、豆知識を紹介します!
1. フクロウを意味する英語の使い分け
フクロウを意味する英単語は
owlだけです。
owlだけなんですが、
フクロウと似た鳥にミミズクっていますよね。
フクロウとミミズクの間に生物学的な分類の違いはないんですって。
世間一般に認識されているのは、
耳がないのがフクロウで、耳があるのがミミズクですね。
あれ、実際には耳じゃなくて羽毛のようですが。
Wikipediaには、
「ミミズクを総称する英語はない」と書いてありました。
ですが、owlに形容詞をつけることで、一応、ミミズクの呼称はあるんです。
英語だと
フクロウはowlで、
ミミズクは
-
eared owl、
または、 - horned owl
です。
earedは「耳のある」、hornedは「角のある」という意味の形容詞です。
英語でのフクロウとミミズクの違いを表にしました。
画像検索結果もタップ or クリックしてみてくださいね。
日本語 | 英単語 | イメージ検索結果 |
---|---|---|
フクロウ | owl | owl |
ミミズク | eared owl
horned owl |
eared owl |
画像検索結果を見るとわかりますが、
owlの結果にも耳(角)がある奴らがちらほらいます。
英語ではowlはフクロウとミミズクの総称だからですね。
画像検索を使った英単語の覚え方は、
↓も参考にしてください。
関連記事:
owlのフクロウ以外の意味
owlにはフクロウ以外にもこんな意味があります。
1. オウル(ハトの品種)
オウルと言ってもフクロウのことではなく、フクロウに似た顔つきのハトの品種の総称です。
- African owl
- Chinese owl
- English owl
といった種類があります。
2. まじめくさった人
owlは会話表現で、
まじめくさった人
のことを意味することがあります。
3. 夜更かしする人
これも会話表現です。
またあとで紹介しますが、
night owl
と”night”をつけて使われることもあります。
4. この世の終わりが来ると信じている人
owlにはスラングで、
この世の終わりが来ると信じている人
という意味があります。
2. フクロウを使った英語表現(イディオムとスラング)
それじゃここからはフクロウを使った英語表現のご紹介です。
5つ紹介する中で、その内3つが夜に関係する表現。
さすが夜の鳥、フクロウです。
2-1. night owl
「夜型人間」、「いつも遅くまで起きている人」、「夜遅くに働くのを好む人」のことを英語ではこのように言います。
My father is a night owl and usually drinks until 3:00 A.M.
(訳)
僕の父はいつも遅くまで起きていて、普段は午前3時まで酒を飲んでいる。
反対の表現には、 early birdがあります。
「朝方人間」という意味です。
2-2. fly with the owls
fly with the owlsは、
「夜遊びをする」という意味の表現です。
夜にフクロウと一緒になって飛び回っているイメージですね。
色々と調べてみたのですが、
何冊かの英和辞典以外には、
この表現は載っていませんでした。
現在はほとんど使われていないようです。
2-3. like a boiled owl
スラングで、「ぐでんぐでんに酔っ払って」という意味です。
以下は私の実体験を元にした例文です。
I used to get home like a boiled owl late at night.
(訳)
僕はかつて、ぐでんぐでんに酔っ払って深夜に帰宅していた。
例文の中のlikeはasに言い換えられます。
また、
Drunk as a boiled owlという言い方もあります。
2-4. bring owls to Athens
bring owls to Athensは、
- 余計なことをする
- 蛇足をつける
という意味で、ことわざとして使われます。
フクロウはアテネの象徴であり、
アテネで使われる銀貨のデザインにも
フクロウが使われていたので、この表現ができました。
※ Athens = アテネ
bringはcarryやsendと言い換えることができます。
2-5. (as) wise as an owl
「とても賢い」ことを意味する表現です。
以下のように使います。
Greg is as wise as an owl and it seems like he knows everything.
(訳)
グレッグはとても賢く、何でも知っているように思える。
フクロウが多くの神話や物語で
知恵に関連付けられてきたことから、この表現ができました。
「賢い」という意味の英語表現は↓でまとめています。
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併せて読んでくださいね♪
3. フクロウの英語豆知識
3-1. フクロウの鳴き声
フクロウの鳴き声は英語で、 hoot
です。
日本語では「ホーホー」ですね。
3-2. フクロウのような
owlishでフクロウのようなという意味です。
英語にはこんな形容詞もあるんですね。
眼鏡をかけて、丸顔で、まじめそうな様子を言うんですって。
↓みたいな感じでしょうか?
でもoslishは、夜歩きするという意味の形容詞として使うこともあります。
↓みたいな感じ?
正反対の意味で使えるんで面白いです♪
4. まとめ
“night owl“は「夜型人間」って意味なのに、
“wise as an owl”では「とても賢い」という意味だなんて、
英語でのフクロウのイメージはカッコいい!
いつも”like a boiled owl“な私も見習いたいと思います♪
以上、フクロウを使った英語表現でした!
5. 参考ページ
この記事の作成には、以下の英語辞書サイトを参考にしました。
Owl – Idioms by The Free Dictionary
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