あなたは英語で、「頑張れ」って言えますか?
「頑張れ」を意味する英語はたくさんあって、それぞれニュアンスが違うんです。
これから英語の「頑張れ」をしっかりと使い分けられるように、シーン別に12個紹介します。
覚えやすくするため、
全ての表現に例文がついているので、ぜひ参考にしてください。
この記事で、
英語の「頑張れ」は完璧です!
目次(タップ・クリックで移動します)
1. 相手のやる気を促す「頑張れ」
最初に紹介するのは、
相手のやる気を促す
ときに使う英語の「頑張れ」です。
グズグズしていて何もしないひとには、これから紹介する表現を使いましょう!
ただ、個人的経験から分かるのですが、
言われすぎると腹が立つ
タイプの「頑張れ」でもあります。使いすぎには注意してくださいね。
この章で紹介する表現(タップ・クリックで移動します):
1-1. Work hard: 一生懸命やって
「Work hard」は
一生懸命やって
という意味の「頑張れ」です。
Work hard to catch up with the rest of the class.
(訳)
クラスの他の人たちに追いつくよう一生懸命頑張りなさい。
If you worked harder, you might get a raise.
(訳)
もっと頑張って働けば、給料があがるかもしれないのに。
※
raise = 昇給
1-2. Give your all: 本気を出して
「Give your all」は
本気を出して
という意味で使う「頑張れ」です。
直訳すると、「お前の全てを与えろ」ですね。
Starting today, please give it your all, or we’ll go bankrupt.
(訳)
今日から本腰を入れて頑張って、でないと、うちの会社は倒産するわ。
※
Starting today = 今日から
※
go bankrupt = 倒産する
2. やる気があるひとへの「頑張れ」
既に何かに取り組んでいるひとにも、「頑張れ」ということはありますよね。
やる気があるひと
には、下の2つの英語表現を使って応援してあげましょう。
この章で紹介する表現(タップ・クリックで移動します):
2-1. Do your best: ベストを尽くせ
「Do your best」は、
- ベストを尽くせ
- 最善を尽くせ
という意味の「頑張れ」です。
All you have to do is to do your best.
(訳)
お前はベストを尽くしさえすればいいよ。
「Do your best」を強調したい場合は:
Do your bestを強調したい時は、
Do your very best
と言います。
Do your very best on your entrance exam tomorrow!
(訳)
明日の入試ではベストを尽くし切るのよ!
※
entrance exam = 入試
2-2. Keep it up!: その調子だ!
「Keep it up」は、
その調子だ
という意味の「頑張れ」です。
Keep it up! Knock him out!
(訳)
その調子だ! ノックアウトしてやれ!
※
knock out = ノックアウトする(ボクシングで、相手を倒して、10秒以内に立ち上がれなくすること)
3. 落ち込んだひと、大変な状況にいるひとを励ます「頑張れ」
3つ目は、ひとを励ますときに「頑張れ」と伝える英語表現です。
- 落ち込んでいるひと
や - 大変な状況にいるひと
がいたら、下の4つの表現で励ましてあげましょう。
この章で紹介する表現(タップ・クリックで移動します):
3-1. Cheer up: 落ち込んでいるひとを励ます「頑張れ」
「Cheer up」は、
落ち込んでいるひとの気持ちを励ます
ときに使う「頑張れ」です。
Hey, cheer up. Things will get better.
(訳)
ねえ、頑張りなよ。これ以上は悪くならないよ。
3-2. Never say die: 弱音を吐くな
「Never say die」は、
弱音を吐くな、という意味で使う「頑張れ」です。
直訳すると「死ぬなんて言うな」なので、ニュアンスをつかみやすいですね。
Never say die! I’ll treat you to another bourbon. Get drunk and forget your work tonight.
(訳)
弱音を吐くなよ。もう一杯バーボンをおごってやるから。今晩は酔って仕事のことは忘れろ。
3-3. Never give up hope!: あきらめないで
「Never give up hope」は、
- あきらめないで
- 決して望みを捨てないで
と言う意味の「頑張れ」です。
Never give up hope! You are sure to recover.
(訳)
あきらめないで。必ず良くなるから。
※
recover = 良くなる、回復する
3-4. Hang out: 苦しんでいるひとに対する「頑張れ」
「Hang out」は、
- 苦しんでいるひと
や - 大変な状況にあるひと
に対して使う、「頑張れ」です。
Hang out, Michael! I’m going to pull you up soon!
(訳)
頑張れマイケル! すぐに引き上げてやるからな!
※
pull up ~ = ~を引き上げる
Hang outの代わりに以下の表現に言い換えることができます。
- Hold out
- Hold on
- Hang on
- Stick to it
また同じニュアンスの英語の「頑張れ」に、
Hang in there!という口語もあります。
レザボア・ドッグスという映画では、マフィアのおじさんが、太ももを拳銃で打ち抜かれたマフィアの若者に、
Hang in there!
と声をかけていました。
4. 幸運を祈る「頑張れ」
相手の幸運を祈るときにも「頑張れ」って言いますね。
表現を3つ紹介します。
この章で紹介する表現(タップ・クリックで移動します):
4-1. Good luck: 幸運を祈る
「Good luck」は、
幸運を祈る
という意味の「頑張れ」です。
これは有名ですね♪
Good luck on your test for a driver’s license.
(訳)
運転免許試験、頑張れよ。
4-2. Best of luck: 幸運を祈る
「Good luck」と
同じ意味合い
で、「Best of luck」という表現もあります。
「Good luck」と「Best of luck」の違い
何人かの英語のネイティブスピーカーの話を聞いたり、ネットの情報を読んだりすると、
- 「Good luck」と「Best of luck」にニュアンスの違いはない
- 「Best of luck」のほうが「幸運を祈る」意味合いが強くてフォーマル
という両方の意見がありました。
なので、英語を外国語として使うぼく達は、あまり使い分けにこだわらなくてよいと思います。
Best of luck with your English test.
(訳)
英語のテスト、頑張ってくださいね。
4-3. Break a leg!: どんとやって来い
「Break a leg」は、
どんとやって来い
という意味で使う、「頑張れ」です。
Lisa sent Emily a letter before the show, with the greeting: ‘Break a leg and enjoy yourself.’
(訳)
土曜日のショーの前、リサはエミリーに「頑張ってね、楽しみながらやるのよ」という挨拶を添えた手紙を送った。
※
greeting = 挨拶
それほど有名でない表現なので、ちょっと補足しますね。
「Break a leg」は元々、舞台関係者の間で使われていた表現だと言われています。
ただ、現在は業界に関係なく使われます。
「Good luck」などのありきたりな表現よりもインパクトがあり、相手を激励する意味合いがあります。
この表現の由来には諸説あります。
演劇関係者の間で、Good luckなどと言われると本人は緊張してヘマをしてしまうため、敢えて、
足を折っておいで(Break a leg)
という言い方をするようになったという説が有力です。
5. 気楽にいこうの「頑張れ」
最後に、
気楽にいこう
というニュアンスで使う、英語の「頑張れ」を紹介しますね。
この章で紹介する表現(タップ・クリックで移動します):
5-1. Take it easy: 気楽にいこう
「Take it easy」で、
気楽にいこう
という意味になります。
英語の勉強も「Take it easy」が一番です♪
Take it easy, man.
(訳)
おい、気楽にやれよ。
「頑張れ」って英語で言える!?相手の気持ちにしっかり届く12表現! | まとめ
「頑張れ」という意味英語を、
に分けて、12個紹介しました。
「頑張れ」と誰かに言うときは、
相手の置かれている状況を考慮してあげることが大切ですね。
苦しくて大変なときに、
と言われたら、嫌な気持ちになってしまいます。
この記事で紹介した内容をもとに、
英語でも、相手の気持ちにしっかりと「頑張れ」を届けましょう♪
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