「怖い」って意味の英語をいくつ言えますか?
日本語には「背筋も凍る」とか
「身の毛もよだつ」とか
「怖い」って意味の色々な表現がありますよね。
英語にも怖いを意味するたくさんの表現があるんです。
「怖い」の意味で使う21個の英語を例文と一緒に紹介します。
この記事を読んでしっかり使い分ければ、あなたの英語力が伸びます!
目次(項目のクリック・タップで移動)
英語の「怖い」を紹介する前に
一口に怖いと言っても、使う場面やタイミングによって、色々な使い方がされます。
例えば、下のような「怖い」があります。
- ぞっとする「怖い」
- 立ちすくんで動けなくなる「怖い」
- 身の毛もよだつ、血も凍る等、身体を比喩に使った「怖い」
- 不吉なというニュアンスを含んだ怖い
この記事では、21個の表現をピックアップして、
例文付きで「怖い」の意味で使う英語を紹介します。
英語の「怖い」21個を例文で紹介!
それでは、
「怖い」という意味で使われる英語を見ていきましょう。
それぞれの表現に例文があるので、参考にしてください。
どの表現を知っていたか、
どの表現を知らなかったか
チェックしながら読み進めてください。
知らなかった表現は、
この機会に覚えてしまいましょう。
1. frightening
ぞっとさせる、驚くべき、というニュアンスで使われる「怖い」です。
「(~を)怖がらせる」、「ぞっとさせる」という意味の動詞「frighten」を形容詞にしたものです。
The movie was so frightening that the little girl hid her face in her hands.
(訳)
その映画があまりにも怖かったので、その女の子は両手で顔を覆った。
2. terrifying
ぞっとさせる、恐れさせる、と言う意味で使われる「怖い」です。
「(人を)恐怖でいっぱいにする」、「ひどく怖がらせる」という意味の動詞「terrify」を形容詞にしたものです。
「frightening」よりも「怖さ」の度合いが強い表現です。
Nothing is more terrifying than finding oneself alone in the desert.
(訳)
気づくと自分ひとりで砂漠にいることほど、恐ろしいことはない。
3. scare
恐怖心を起こすという意味で使う、「怖い」です。
「frightening」よりも口語的な響きがあります。
「怖い」という意味の形容詞の他に
「怖さ」、「恐怖」という名詞、
「怖がらせる」という動詞としても使います。
形容詞としてscareを使った例文
I read a scare story just before going to the bed.
(訳)
僕は寝る直前に怖い本を読んだ。
名詞としてscareを使った例文
The long howls of the wolves gave me a real scare.
(訳)
狼の遠吠えに私は本当の恐怖を覚えた。
※ long howl = 遠吠え
動詞としてscareを使った例文
As a child I was very scared of going down to the cellar.
(訳)
子供のころ、私は地下室に下りていくのがとても怖かった。
※ cellar = 地下室
4. scary
恐ろしい、おっかない、というニュアンスで使う口語の「怖い」です。
「scare」とは異なり、形容詞としてのみ使われます。
The story is scary but fun.
(訳)
その物語は怖いけれど面白い。
5. horrifying
恐ろしい、ぞっとするという意味で使う「怖い」です。
あきれるような、けしからぬ、という意味でも使われます。
「ぞっとさせる」、「(人に)嫌悪感を与える」という意味の動詞「horrify」が形容詞になったものです。
My eyes rested upon the horrifying spectacle.
(訳)
恐ろしい光景が私の目に留まった。
※ spectacle = 光景
His chronic absenteeism is too horrifying to contemplate.
(訳)
彼のいつもの欠勤癖はまったくあきれたもので容認できない。
※ chronic = 慢性の
※ absenteeism = 欠勤癖
※ contemplate = 受け入れる、容認する
6. horrible
ひどく恐ろしい、身の毛もよだつような
という意味の「怖い」です。
ひどくいやな、とても不愉快な、という意味でも使われます。
I had a horrible dream last night.
(訳)
昨晩ひどく恐ろしい夢を見た。
The coffee tasted horrible.
(訳)
コーヒーの味はひどかった。
7. appalling
恐ろしい、ぞっとするという意味で使う表現です。
ひどい、あきれるほどの、という意味もあります。
「ぞっとさせる」、「仰天させる」という意味の動詞「appall」が形容詞になったものです。
It is appalling to me that the police have not yet found the suspect.
(訳)
警察が容疑者をまだ見つけていないなんてゾッとしますよ。
※ suspect = 容疑者
My mother is an appalling cook.
(訳)
ぼくのお母さんは料理がひどく下手だ。
8. formidable
ぞっとする、恐ろしい、という意味で使う「怖い」です。
正式で堅い響きのある表現です。
We face a formidable antagonist.
(訳)
我々は、恐るべき敵に立ち向かっている。
※ antagonist = 敵
9. petrifying
立ちすくんで動けなくする、
びっくり仰天させる、という意味で使う「怖い」です。
「硬直する」という意味の動詞「petrify」を形容詞にしたものです。
I found the steep climb absolutely petrifying.
(訳)
私はその急な坂でまったく立ちすくんで動けなくなった。
※ steep climb = 急な坂
10. chilling
ぞっとする、ぞくっとする、身の毛もよだつ、と言う意味で使われる「怖い」です。
「冷たくなる」という意味の動詞「chill」を形容詞にしたものです。
I’ve heard too many chilling stories about my neighbor to trust him.
(訳)
隣人についてのぞっとする話をあまりにたくさん聞いているので、彼のことは信用しがたい。
ここまで10個、英語の「怖い」を見てきました。
これで大体半分です。
ページをスクロールして、
残りの11個も、一気に勉強しちゃいましょう!
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11. creepy
ぞっとする、身の毛がよだつ、という意味で使う略式の「怖い」です。
「(虫が這うように)鳥肌が立つ」、「ぞっとする」という意味の動詞「creep」が形容詞になったものです。
There was something creepy about her.
(訳)
彼女には何かぞっとさせるところがあった。
12. blood‐curdling
血も凍るような、という意味で使う「怖い」です。
血(blood)が凝結する(curdling)
という構造の単語です。
The movie is blood‐curdling.
(訳)
その映画は血も凍るほど怖い。
13. hair‐raising
身の毛もよだつ、という意味で使う「怖い」です。
毛(hair)を立てる(raising)
という構造の単語です。
Running into a rat is a hair-raising experience.
(訳)
ネズミに出くわすのは身の毛のよだつ体験だ。
※ run into ~ = ~に偶然出会う
14. hairy
身の毛もよだつ、という意味の口語表現の「怖い」です。
本来の意味は「毛深い」で、
「怖い」という意味でも使われるようになりました。
イギリスでは略式表現として、
アメリカではスラング的に使われます。
My boss’s driving was hairy.
(訳)
上司の運転には身の毛がよだつ。
15. spine-chilling
背筋の寒くなる、という意味で使う「怖い」です。
背骨(spine)を寒くする(chilling)
という構造の単語です。
The murder scene, a sea of blood, was a spine-chilling sight.
(訳)
殺人現場は血の海で、背筋の寒くなる光景だった。
※ murder scene = 殺人現場
16. spine‐tingling
背筋の寒くなる、という意味で使う略式表現の「怖い」です。
spine-chillingと似ていて、
背骨(spine)をヒリヒリさせる(tingling)
という構造です。
We watched Martin Scorsese’s spine-tingling and stylish thriller.
(訳)
僕らはマーティン・スコセッシの、背筋の寒くなるスタイリッュなスリラーを観賞した。
17. alarming
不安にさせる、驚くべき、という意味で使う「怖い」です。
「驚かす」という意味の動詞「alarm」が形容詞になったものです。
A minor parental illness can be alarming to a small child.
(訳)
親のちょっとした病気でも幼い子供を不安にさせることがある。
18. unnerving
落ち着かなくさせる、不安にする、不気味な、という意味で使う「怖い」です。
「(~を)はらはらさせる」、「(~を)悩ませる」という意味の動詞「unnerve」が形容詞になったものです。
The silence in the room was unnerving.
(訳)
室内には人を不安にする静けさがあった。
19. eerie
(場所・雰囲気などが)不気味な、ぞっとするような、という意味で使う「怖い」です。
I had an eerie feeling that there was somebody else in the room.
(訳)
私は部屋の中に他に誰かいるという、不気味な気持ちに襲われた。
20. sinister
不吉な、縁起の悪い、という意味で使う「怖い」です。
The dirt road in the forest looks sinister at night.
(訳)
夜の森の中の泥道は不吉な感じがする。
※ dirt road = 泥道
21. spooky
気味の悪い、恐ろしい、幽霊の出そうな、という意味の口語表現の「怖い」です。
「幽霊」という意味の名詞「spook」が形容詞になったものです。
That spooky music drove me nearly insane.
(訳)
あの薄気味悪い音楽で気が変になりそうだった。
「怖い」という意味の英語 | まとめ
ここまで記事を読んで頂き、ありがとうございました。
簡単に内容を振り返ると、
- 動詞が形容詞になった表現(frightening, creepyなど)
- 形容詞、名詞、動詞としてそれぞれ使える表現(scare)
- 「血」と関連した表現(blood‐curdling)
- 「毛」と関連した表現(hair‐raisingとhairy)
- 「背筋」と関連した表現(spine-chillingとspine‐tingling)
- 名詞が形容詞になった表現(spooky)
etc.
といった表現をご紹介しました。
「1. 動詞が形容詞になった表現」、「6. 名詞が形容詞になった表現」については、元になった表現(e.g. frighteningの元になったのはfrighten)も一緒に覚えると、もっと英語の力が伸びますよ♪
とはいえ、21個全てを一度で覚えて、完璧に使いこなすのは大変ですよね。
是非、このページをブックマーク登録して、何度も復習してくださいね♪
「怖い」を意味する英語を使いこなして、
英語での表現力をどんどん伸ばししょう!
「怖い」って意味の英語を学んだあとは、↓のような記事はどうでしょう?
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