英語を勉強している人ならば、「少しでも速く英文を速く読めるようになりたい」と考えているはず。あなたはどうでしょうか?英文をスラスラと速く読めるようにするには、できるだけ多くの英文を読む(多読する)ことが重要です。
たくさんの英文に接するには、インターネット百貨辞典のWikipediaがとても便利です。
この記事では、英語版Wikipediaを使って、あなたのリーディング力をアップさせる方法を紹介します。この方法を活用すれば、英文を読む速度が必ず上がります。記事を読んだ後、ぜひ実践してみてください。
1. なぜ英語版Wikipediaの多読で英語が速く読めるようになるのか?
英語を速く読めるようにするには、なんといってもたくさんの英文を読むことが必要です。
ここで重要になってくるのが、何を読むかということ。
まったく興味のないことを読むよりも、好きなこと、面白いと感じることを読むほうが、英語の勉強も楽しくなりますよね。
英語版Wikipediaには、2015年3月現在、約500万の記事があります。これだけの数があると、世間一般に知られていることは、ほぼ記事になっています。
日本国内でしか有名でないものであっても、ほとんどのことについては、英語で説明されています。
(温泉でも、ラーメンでも、AKB48でも英語記事があります)。
ほとんどのことを網羅しているWikipediaなので、あなたが好きなこと、興味のあることについても、英語での記事を見つけることができます。記事の中に知らない英単語があっても、自分の好きなことであれば、背景となる知識があるため、英語が読みやすくなります。
また、自分が興味あることだけ読めるので、飽きることなく勉強が続けられます。その結果として、英語を読む速度が速くなるのです。
2. 好きなことを英語版Wikipediaで多読する方法
パソコンから多読する場合
1. 日本語版ウィキペディアの、ホーム右上にある検索窓に自分の好きなことを入力して、検索ボタンをクリック
(この説明の中では、村上春樹を例に使って説明します)。
2. 検索結果が表示された後、画面を下にスクロールする。左側に他言語版という項目が出てくるので、Englishをクリック
3. 英語記事が表示される
英語記事の中では、村上春樹の生い立ちや作家としての経歴、作風などが書かれています。後は記事をどんどん読み進めてください。英語を母語とする人のために書かれた記事なので、難しい単語も出てきますが、村上春樹ファンの方であれば、あまりストレスを感じることなく読み進められると思います。
英単語のボキャブラリーをどんどん増やしたい方は、記事の中で覚えたい英単語があれば、Weblioというオンライン辞書を使って覚えてしまいましょう。
Weblioの効果的な使い方については、「目標に合わせて効率的に英単語を増やそう!Weblioを活用した英単語の覚え方」で詳しく説明しています。
まだまだ英語を読むのに自信がないという方は、先に日本語の記事に目を通してから、英語の記事を読んでみましょう。内容が理解しやすくなります。
今回は村上春樹を例に挙げましたが、あなたが好きなこと、興味あるものであれば、読むのは何でもかまいません。
英語版Wikipediaを読めば読むほどあなたが英語を読むスピードは速くなっていきます。
スマホから多読する場合
スマートフォンを使えば、外出先でもWikipediaを使って英語の多読ができます。
パソコンとは少しだけやり方が違うので、その方法をご紹介します。
1. スマホのウィキペディア日本語版トップページにある検索窓に、自分の好きな言葉を入力して検索ボタンを押す
(今回はラーメンについて調べてみます)。
2. 検索結果が出たら画面を一番下までスクロールして、別の言語で閲覧をクリック
3. 言語を検索というページが表示されたら、English | Ramenをクリック
4. 英語記事が表示される
ラーメンについての英語記事が出てきました。
スマホを使えば、満員電車の中や夜眠る前のベッドの中でも、英語の多読ができます。
時間を有効活用して、英語を速く読むトレーニングをしていきましょう。
まとめ
たくさんの英文を読むのは、慣れないうちはなかなか大変ですが、自分が興味のあることを中心に読んでいけば負荷を減らすことができます。焦らずに英語版Wikipediaの多読を続けていけば、あなたの英文を読むスピードはだんだんと、確実に速くなっていきます。英語を速く読めるようになった数ヵ月後の自分を想像しながら、多読の勉強に励んでください。
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