100社以上のスタートアップ企業を興し、そのうちの何社も成功させてきたBill Grossが企業が成功するのに必要な要因を語ります。アイディア、実行すること、チーム、資金調達、タイミングの5つの要因のどれが最も重要なのでしょうか。プレゼンの一部は翻訳し、訳に立つ英語表現は抜粋しました。動画は記事の下から見られます。
ビジネスの成功と失敗にの要因についての英語プレゼンでリスニング
0:42
But if the startup organization is so great, why do so many fail? That’s what I wanted to find out. I wanted to find out what actually matters most for startup success.
(拙訳)
しかし、新興組織がそんなに素晴らしいものなら、なぜそれ程多くが失敗するのだろう。それを私は知りたかったのです。スタートアップの成功において、実際何が重要なのか、知りたかったのです。
覚えておきたい英語表現・英単語
startup organization: 新興組織
※最近は日本語でもそのままスタートアップと使うことも多いです。
matter: 重要である
0:51
And I wanted to try to be systematic about it, avoid some of my instincts and maybe misperceptions I have from so many companies I’ve seen over the years.
(拙訳)
そして、そのことについては体系的になって、自分の直感、そして、もしかすると私が長年見てきた企業についての私の誤解を避けたかったのです。
覚えておきたい英語表現・英単語
be systematic about~: ~について体系的になる
instinct: 直感
misperception: 誤解、誤認
1:22
So I tried to look across what factors accounted the most for company success and failure. So I looked at these five. First, the idea. I used to think that the idea was everything. I named my company Idealab for how much I worship the “aha!” moment when you first come up with the idea. But then over time, I came to think that maybe the team, the execution, adaptability, that mattered even more than the idea.
(拙訳)
そこで私は、どのような要因が、最も企業の成功と失敗の原因となるのかを確認しようと試みました。そこで私はこれら5つの要因を調べました。一つ目は、アイディアです。私はアイディアが全てであると考えていました。自分の会社をIdealabと名づけたのは、私がそれだけアイディアを始めに思いついた時の、「アハッ」という瞬間を尊んでいたからです。ですが時を経て、チーム、実行すること、順応性のほうが、アイディアよりも重要なのではないかと考えるようになりました。
覚えておきたい英語表現・英単語
accounted the most for~: 最も~の原因となる
worship: 尊ぶ、崇拝する
came to think that: that以下と考えるようになる[思うようになる]
execution: 実行(すること)
adaptability: 順応性
1:45
I never thought I’d be quoting boxer Mike Tyson on the TED stage, but he once said, “Everybody has a plan, until they get punched in the face.” And I think that’s so true about business as well. So much about a team’s execution is its ability to adapt to getting punched in the face by the customer. The customer is the true reality. And that’s why I came to think that the team maybe was the most important thing.
(拙訳)
TEDのステージでマイク・タイソンを引用するとは夢にも思わなかったのですが、彼はかつて言いました。「誰にでも計画はある、顔にパンチをくらうまでは」。この発言はビジネスにおいても真実なのではないかと考えるているのです。チームの実行力とは、顧客から受ける顔面へのパンチに適応する能力のようなものです。顧客は正真正銘の現実です。そしてそのことが、私がチームが最も重要なことなのではないかと考えるようになった理由なのです。
覚えておきたい英単語
quote: 引用する
2:11
Then I started looking at the business model. Does the company have a very clear path generating customer revenues? That started rising to the top in my thinking about maybe what mattered most for success.
(拙訳)
その後、ビジネスモデルを調べ始めました。その企業には顧客収益を生み出すための、非常にはっきりとした方針があるだろうか?そのことが成功のための最も重要と鳴る要因ではないかと、私の考えの中の一番目に上がってきました。
覚えておきたい英語表現
customer revenue: 顧客収益性(顧客との契約から発生する収益のこと)
2:20
Then I looked at the funding. Sometimes companies received intense amounts of funding. Maybe that’s the most important thing?
(拙訳)
その後、資金調達について調べました。時折、いくつかの企業は非常に多くの資金を調達しました。ひょっとするとそれが最も重要なことかもしれないぞ?
覚えておきたい英単語
funding: 資金調達
2:26
And then of course, the timing. Is the idea way too early and the world’s not ready for it? Is it early, as in, you’re in advance and you have to educate the world? Is it just right? Or is it too late, and there’s already too many competitors?
(拙訳)
そしてもちろん、タイミングです。そのアイディアは時期尚早で、世界はまだ受け入れられないのではないか/アイディアが新しいために、前もって世界を教育しなければいけないんじゃないか。あるいはそのアイディアは遅すぎて、既に多くの競合がいるんじゃないか?
3:36
The number one thing was timing. Timing accounted for 42 percent of the difference between success and failure. Team and execution came in second, and the idea, the differentiability of the idea, the uniqueness of the idea, that actually came in third.
(拙訳)
一番目の要因はタイミングでした。タイミングは成功と失敗との違いとの間の原因において、42%を閉めたのです。チームと実行することは二番目でした。そしてアイディアは、アイディアの他と区別化できる点、アイディアの独自性は三番目だったのです。
differentiability: 区別化できること、弁別可能なこと
ビジネスの成功には、アイディアよりもタイミングが重要なんですね。プレゼンの全文はTEDのホームページで見られます。ビジネスの成功に興味がある方は是非!
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うまくいくという意味で使われる英語は以下の記事で書いています。
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